不動産業者は、買い取った物件にリフォームを施して高く転売しています!
不動産業者がなぜ、買い取った物件にリフォームを施すのか?
その答えは、言うまでもなく、
リフォームを施したほうが高く売れる!
からです。
また、これを具体的に考察してみると
- 自らが不動産業者であることから、リフォーム費用を安く抑えることができる。
- リフォーム費用と売却価格の値上げ幅との兼ね合いを上手にとることができるノウハウを持っている。
- どの箇所を修繕すれば不動産の価値を効果的に向上させることができるのか、を知り尽くしている
- そもそも、購入者からクレームが来た場合には不動産業者にクレームの修繕義務が生じるから、最初から直してしまった方が得である。
という理由が考えられます。
もっとも、不動産業者ではない一般の方が売主の場合でも、売却する物件にリフォームを施したほうがもちろん高く売れる場合もあります。
しかし、問題は、
値上げできた金額よりもリフォーム費用の方が高くつき、損をする場合がある。
と、いうことです。
また、これを具体的に考察してみると、
- リフォーム業者や不動産業者の利益のため、本来的に必要のないリフォームを強いられる。
- 購入者のニーズや趣味と合わないひとりよがりなリフォームをされてしまい、かえって売りづらくなる。
- リフォーム費用が上乗せされることにより、売却価格が高くなることから、購入希望者が現れにくくなる。
という問題が考えられます。

一般の方がリフォームを施した方が良いケース
結論からいうと、
必要最低限のリフォームをすることに尽きます。
不動産の売却を考える場合、まずは、リフォームを全くせずに売り出し、市場(購入希望者)の反応を確かめるべきです。
その後、市場の全く反応がない、または内覧した人たちからネガティブな態度を示された場合にどの箇所が気に入らなかったのか、どうしてその箇所が気に入られなかったのか、を徹底的に突き止めます。
そして、その突き止めた箇所を集中的にリフォームをするのが得策である、と当社では考えます。

住宅瑕疵保険のためのリフォーム
現在の日本の国策として、中古住宅流通の促進を目指しています。
そのため、日本では、中古住宅に瑕疵保険を適用させて、購入者が安心して中古住宅を購入できる制度
住宅瑕疵保険制度
を整え、普及させようとしています。
住宅瑕疵保険に加入するためには、専門家が住宅の不具合などの状況を確認して、必要箇所を修繕する必要があります。
そして、住宅瑕疵保険に加入した後、売主または買主が保険料を支払うことにより、購入後の一定期間中に建物にトラブルが生じた場合、保険金によって売主・買主ともに負担なく修繕ができることになります。
そのため、住宅瑕疵保険制度を適用するために必要なリフォームをすることは、不動産の売却価格を向上する観点から、極めて費用対効果が高い、と当社は考えます。
宮城県における一般的な原状回復(リフォーム)費用単価の目安
1.壁紙(クロス)張替え:通常材質980円/㎡〜、高級材質1,500円 /㎡〜
2.ハウスクリーニング:1.5万円/1K+一部屋ごとに5,000円。一戸建て全体のハウスクリーニングの場合は8万円程度。
3.床フローリング重ね貼り:1万円/㎡〜
4.床クッションフロア張替え:2,600円/㎡〜
5.キッチン交換+パネル交換:50万円/1式
6.トイレ交換(壁紙交換込み):20万円/1式
7.洗面台交換:7万円/1式
8.外壁コーキング:二階建て一戸建て20万円〜
高く売るために効果的なリフォームについては、当社にお電話を↓↓