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前回から、「築年数が古いマンションの売却」をテーマにお届けしています。
マンションの場合は、築年数が古くても、⼀定の価値を維持して売却が可能であることをお話ししました。
今回は、築年数が古いマンションを売却するコツを紹介します。
売りに出す前に確認しておきたいことなどをまとめますので、マンションの売却を検討している⽅はぜひ参考にしてください。

築年数が古いマンションを、できるだけ⾼く、スムーズに売却するためには、準備や戦略も必要です。売主として何をしておくべきか、チェックしておきましょう。

◆まずは不動産会社に相談してみる
⻑年居住していたマンションや、築年数が30年、40年を経過しているような古いマンションでは、売却の意思があっても、何から始めればいいのか、どこに相談したらいいのかと、ためらってしまうかもしれません。
まずは、客観的に物件の価値を知るために、不動産会社に相談するのがおすすめ。
中古マンション売却の仲介を⾏う不動産会社はたくさんあります。良⼼的な不動産会社なら、しっかり査定したうえで、プロの⽬から⾒た物件の魅⼒を教えてくれるはずです。
物件にどのような価値があると判断するのか、どうやって売ろうと考えているのかは、不動産会社によっても異なります。物件の査定価格もそれによって異なるでしょう。複数の不動産会社に査定をしてもらうと、ご⾃⾝の物件の「ウリ」が何か、どの不動産会社が信頼できるかなどが⾒えてくるのかもしれません。

◆中古マンションを探している⼈の需要を把握する
不動産会社に相談すると、もうひとつ良いことがあります。それは、購⼊希望者の⼈物像が⾒えてくることです。
不動産会社は豊富な情報を持っているので、どんな⼈が、どのような理由・⽤途で、このあたりの物件を探しているのか、ニーズをつかむうえでも役⽴ちます。需要によって、事前にリフォームが必要か否か、どれくらいの価格が妥当か、物件のどこをアピールしたら売りやすいかなど、効果的な売却活動を⾏うための参考になるでしょう。
不動産会社を情報源として上⼿に活⽤しましょう。