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さて今回は、「築年数が古いマンションの売却」について取り上げます。
築40年を超すような古いマンションは、売却が難しいと思われがちです。しかし、⽊造の⼾建とは異なり、マンションは築古でも必ずしも資産価値がないとは限らないのです。
というわけで、築年数が古いマンションを売却したい⽅のために、知っておきたい知識や売るときの注意点をご紹介。本格的な売却活動を始める前に、ぜひご⼀読ください。

◆古いマンションはリフォームしたほうが売れる?
築年数が古いマンションを売却するなら、リフォームが必要と考えるオーナーさまは少なくありません。確かに内装がきれいな物件のほうが物件購⼊希望者に好印象を与えますが、だからといって、リフォームをすれば、必ず売れるというわけでもありません。
なかには、古いマンションを購⼊して⾃分好みにリフォームしたいと考える⼈もいます。また、⽴地にはこだわりがあるものの、予算はなるべく抑えたいという⼈もいます。そのほか、⾃社でリフォームした中古物件を売り物にしている不動産会社もあります。
上記のようなケースでは、リフォームをしていない物件のほうが都合が良く、売買契約が成⽴しやすいのです。
マンションの全⾯的なリフォームは、少なくとも数百万の出費を覚悟しなくてはなりません。
しかし、リフォーム費⽤を上回る売却価格が成⽴する保証はありません。
リフォームをしたほうが買い⼿がつきやすいのか、それともリフォームしなくても買い⼿がつくのか。不動産会社にも相談しながら、物件の条件や状態を総合的に判断して、リフォームをするかどうかを判断しましょう。