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◆引き渡し⼿続きに必要な書類と費⽤
引き渡し⼿続きは⼀⾒複雑ですが、必要なものがきちんとそろっていれば、スムーズに完了します。以下のものを不備がないよう準備しておきましょう。
<所有権移転登記に必要な書類>
・売却する不動産の権利証(登記済み権利証、登記識別情報)
・印鑑証明書(取得⽇から3カ⽉以内)
・住⺠票
・固定資産評価証明書
・司法書⼠への委任状
・実印
※登記に必要な書類は、事前に司法書⼠に確認しておくと安⼼です。
<引き渡しまでに発⽣する費⽤>
・登記費⽤(登録免許税、司法書⼠への報酬)
・固定資産税や都市計画税、管理費(マンションの場合)の精算⾦
・仲介⼿数料(媒介契約書の⽀払い条件に基づき)
<その他>
・実測図や境界確認書(必要な場合のみ。⼟地家屋調査⼠に依頼して作成)
・買主に渡す残代⾦や精算⾦の領収書
・建築関係書類、物件の鍵など、買主に引き渡すもの⼀式
買主による残代⾦の⽀払いと、売主による所有権移転および物件引き渡しは、同時に履⾏するのが原則です。
必要な書類や費⽤は、間違いや不備がないよう⽤意しておき、予定通りに引き渡しができるようにしておきたいものです。