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さて、前回の記事では、「買取が向いている物件の条件」や「買取業者を選ぶ際のポイント」をご紹介しまし
た。

今回は、不動産買取についてよくあるご質問をピックアップします。

最後に、過去にご紹介した不動産買取のポイントをまとめてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

◆不動産買取 Q&A
お客さまからよくいただく質問を、Q&Aにまとめました。
Q1.不動産買取に費⽤はかかる?
A1.「仲介⼿数料」は不要ですが、不動産を売却する際の費⽤は発⽣します。
買取で売却した場合、「仲介⼿数料」はかかりませんが、不動産を⼿放す際にかかる費⽤や税⾦は、仲介で⼿放す
ときと同様にかかります。
・仲介⼿数料…0円
・印紙代…1,000円〜60,000円(売却⾦額によって異なります。詳しくは国税庁ホームページを確認)
・登記費⽤…売渡証書作成費⽤抵当権抹消費⽤、など。⼀般住宅の場合、おおよそ3万円程度
・ローン⼀括返済費⽤…⼀括繰り上げ返済にかかる⾦融機関への⼿数料。1〜3万円程度
・譲渡所得にかかる所得税や住⺠税(※譲渡所得=収⼊⾦額-取得費-譲渡費)
…売却した⽇から所有期間5年以下の場合 譲渡所得×39.63%
…売却した⽇から所有期間5年超の場合 譲渡所得×20.315%
・その他の費⽤…引っ越し費⽤など
Q2.売却が決まったら、すぐに引っ越さなくてはいけない?
A2.買取なら売主の都合に合わせて引っ越しのスケジュールが⽴てられます。
仲介で売却する場合は、買い⼿の都合にも配慮する必要があり、売主の⼀存で引っ越し時期を決めるのは困難で
す。
買取なら、売却する相⼿は不動産会社ですので、売却⽇や引っ越し時期などを相談しながら進めることも可能で
す。不動産会社と直接交渉できるのも、買取のメリットのひとつだと⾔えます。
Q3.不要な家電や家具はそのまま置いていける?
A3.売却先の不動産会社に引き取ってもらえる場合もあります。
不⽤品の取り扱いは、不動産会社によっても異なります。
ただ、不⽤品を処分する業者と提携している不動産会社も多く、現状のままで不動産を引き取ってもらえるかもし
れません。
ご⾃⾝で処分する前に、不動産会社に相談することをおすすめします。
◆不動産買取のポイントまとめ
不動産売却には、「仲介」と「買取」の2つの⽅法があります。
「仲介」は、「時間がかかってもいいから、少しでも⾼く売りたい」という⽅に向いている売却⽅法です。
⼀⽅、「買取」は、以下のような⽅におすすめです。
・売却価格にはこだわらないが、早く売却(現⾦化)したい
・契約不適合責任を負いたくない
・⾯倒な⼿間をかけず、スムーズに売却したい
・築年数が古い、⽴地が良くないなど、悪条件がある
・「仲介」で売り出し中だが、なかなか売れなくて困っている
不動産の買取を⾏っている不動産会社は多数あります。
物件の価値を理解し、誠実に対応してくれる不動産会社を選ぶことが⼤切なポイントです。
納得できる⾦額で買取をしてもらうためにも、いくつかの業者に買取査定を依頼して、⽐較してみることから始め
てみてはいかがでしょうか。