ページを選択

今回のテーマは、「内⾒時に好印象を持ってもらう⽅法とは?」です。

少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

◆そもそも内⾒とは?
購⼊検討者が実際に物件を訪れ、⾒学してもらうことが「内⾒」です。「内覧」とも⾔いますね。
内⾒は、購⼊を検討している⼈たちにとって、物件の印象を左右する重要なポイントです。売主としてはしっかり
と準備をし、好印象を与えるようにしたいですね。
◆まずは整理整頓!
室内に物が多いと、それだけで雑多な印象を与えますし、部屋も狭く⾒えてしまいます。不要な物は早めに処分し
ておきましょう。
クローゼットや押し⼊れにしまえる物は⼊れておく、それでもあふれてしまうくらい物が多い場合はトランクルー
ムを借りておく、というのも⼀つの⼿です。
内⾒のためだけにトランクルームを借りるのはもったいない気もしますが、その後の引っ越しのことも考えると便
利です。シーズンオフの物を先にトランクルームに預けておけば、売主⾃⾝が引っ越した後に、新居で荷物に囲ま
れて荷ほどきに⼀苦労、ということも防げます。
◆明るい印象を与えましょう
室内が暗いと、どうしても印象が悪くなります。⽇当たりの良い部屋であればカーテンを開けておく、室内の照明
はつけておく、といったことも、細かいところですが重要になってきます。
電球や蛍光灯が切れかけている、なんていう部屋がある場合は、必ず買い替えておきましょう。
◆プロに頼んでさらに好印象を!
【⼿軽に頼めるハウスクリーニング】
整理整頓に加えて、掃除も⼤切です。ですが、ご⾃⾝で掃除をしてもなかなか落ちない汚れがある場合は、ハウス
クリーニングを頼んでみるのも良いでしょう。
プロに頼むと費⽤が掛かってしまいますが、売却価格がグッと⾼くなる可能性があると考えると、結果的にお得に
なるといえるでしょう。また、売却を依頼している不動産会社に相談すれば、ハウスクリーニング業者を紹介して
くれます。
【リフォームはケースバイケース】
印象を⾼めようと考えると、壁紙やトイレなどのリフォームも頭をよぎるかもしれません。実際に、不動産の広告
で「リフォーム済み」と書かれている物件を⽬にしたことがあると思います。
リフォーム済み物件は、買主からすると購⼊後のリフォーム費⽤が掛からないというメリットがある⼀⽅、趣味に
合わないリフォームであれば、それがそのままデメリットとなってしまいます。
リフォームは数⼗万円以上の費⽤が掛かるので、費⽤対効果として優れているかどうかはケースバイケース。不動
産会社の担当者ともしっかり相談をしてからにしましょう。
◆「値引きします」はNGワード!?
⾒学者からすると内⾒の時に売主がいたほうが、物件について細かく質問できるので嬉しいものです。⾒学者から
の質問には率直に答えると印象がとても良くなるでしょう。
しかし、そこで早く売りたいからと「安くします」「値引きしますね」というのはNGワード。何か悪いところでも
あるのか、隠したいところでもあるのか、と勘ぐられてしまいかねません。
⾦額の交渉などについては不動産会社の担当者に任せるか、先⽅から持ちかけられても即答せずにいったん考える
姿勢を⾒せておくと良いでしょう。